年度別受賞作品
退職や転居等により氏名公表許諾未確認の方のお名前は割愛させていただきました。
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小さな広告塔

第18回 2014年度 受賞作品
入賞作品
作者名:  山岸 愛
所属企業: ㈱パスポート

記事(紹介文)


 去年の春、当時2歳の息子が保育園に入園しました。「超」がつくほどママっ子の息子は、別れ際、数か月泣き続けました。そんな息子が後にパスポートの小さな広告塔!?になるなんて…。
 保育園ママさんは、ほとんどの方が仕事をされているので登園時もせわしなく、ゆっくりお話しする機会もあまりありません。ましてやママさんの年代もバラバラ。入園当初は挨拶だけのお付き合いが続きました。ところが、ちょっとしたことがきっかけで、私の知名度が上がり、たくさんのママさんたちと会話ができるようになったのです。
 きっかけは、息子の担任のR先生がパスポートの隠れファンだったということ。それが発覚したのは突然息子が発した
 「ママ、今日もぱすぽーとのお仕事?」
という言葉でした。
 「お仕事行ってくるね」
という会話はしていますが、パスポートという店名(社名)までは教えていなかったので、突然の「ぱすぽーと」発言にビックリ。
 後々、R先生が毎朝泣いている息子に、「きーちゃんのママはパスポートでお仕事してるんだよ。パスポートってすっごくカッコいいお店なんだから。きーちゃんのママすごいね。だから、きーちゃんも保育園頑張ろうね!」といつも言い聞かせてくれていたことがわかりました。
 R先生は私に会うと、
 「昨日パスポートでパジャマ買いましたよ」
 などと嬉しい報告をたくさんしてくれます。そんな話を横で誇らしげに聞いている息子はいつの間にやら「ぱすぽーと」フィーバーに…(笑)。きっと得意になってお友だちや先生、ママさんたちに
 「ママは、ぱすぽーとでお仕事してるんだ」
 とでも言いふらしたのでしょう。いつしか
〝きーちゃんのママはパスポート〟は、ちょっぴり有名になりました。それがきっかけなのか、同じクラスのママさんたちがたくさん話しかけてくださるように…。
 「このカエルちゃん、パスポートで買ったんだよー」
 「上の子がパスポート大好きでよく行くんです」
 などなど、パスポートの話題から始まり、たくさん会話が広がるようになりました。
 意外とたくさんいるんだな~、パスポートファン。嬉しい!
 今年の3月には、園長先生からも直々に、
 「きーちゃんのママにお願いなんだけど、お別れ会で渡すプレゼントを40個用意してほしいの」
と注文を受けたり、〝パスポートのきーちゃんママ〟はちょっぴり頼られる存在になっていました。
 それもこれも、小さな広告塔クンのおかげかしら。
 「ママ~。今日もぱすぽーとがんばってね~。タッチ!」
 1年前のような泣き顔はもうありません。笑顔で見送ってくれる小さな広告塔クンにパワーをもらって、きーちゃんママは今日もぱすぽーとのお仕事がんばります。
 「お迎え待っててね!」

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